Aprilia RS50のブログです。
今のところ電装系(HID&LED)の改造記録です。
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水冷LEDライトに通水して点灯テストを行った。
下の写真がテスト環境。とりあえず、ダンボール箱の中に収めた。 左側がヘッドランプユニット、その右にコードでつながっている黒いのが電源で、防水テープで包んである。ヘッドランプユニットは実車のではなく中古で手に入れた予備パーツ。 右側が水冷系で、上の白いのがリザーバー、下の金属円筒がラジエター、その間の黒い四角いのがポンプで、重なっている透明プラスチックの円筒がフィルター&流水確認用水車。 全体の配置は実際に搭載したときの位置関係に近付けている。 水冷系を別角度から。パーツの固定はかなり適当である。 電圧が7Vで下側の2つのLEDが点灯しはじめる。8.5Vでポンプが動きはじめる。一旦動くと6Vまでは下げても止まらない。 11Vで上側の3つのLEDも点灯しはじめる。一応定格の12Vでは電流が1.5Aで消費電力は18Wになった。14Vくらいまでは明るさが増していき、消費電力は30W程度まで上がった。 温度センサーを水枕とライトヘッドの間に挟み込んで温度を計った。 点灯テスト開始前に20℃→13Vの電圧で30分後に37℃になった。 冷却性能は申し分ない(少なくとも冬期は)。 それより電源ユニットの発熱が思ったより多いので、風通しのよい場所に設置する必要がある。 今回のテストで特に問題はなかったので、いよいよ実車に搭載する作業に入る。
ライトヘッドにLEDを配置した。(Luxeon K2 : LXK2-PW14-U00 White ×5)
総電力17.5W(ひとつあたり約3.5V、1Aでドライブ)である。 LEDの仕様では1.5Aまで通電可能なので、かなりのアンダードライブとなる。これは、そこまで容量のあるコンパクトな定電流回路が見つからなかったため。 上3つと、下2つは別回路で駆動する。アイドリング時は供給電圧が8V程度になるので、たぶん下2つしか点灯しない。 先日つくったレンズを装着。 上についているコードは温度センサー。 さらに水冷ブロックを装着。 ライトユニットに組み込んで点灯させてみる。 通水しなくてもライトヘッドの熱容量が大きいので、数分なら点灯可能。 この後ひと通り水冷系も組み立てて通水したら、自作ラジエターのフィッティング接続部から漏水したので、ここも接着樹脂で固めることにした。
LEDライトの電源回路を作った。
左側の端子は上から、水冷ポンプ電源出力、バイクからの交流ライト電源入力、LED電源出力。 ポンプ用電源は整流ダイオードと三端子レギュレータを用いた回路で直流〜12Vを出力する。(右側部分) 裏側から。 2つ並んでいる四角形のものがLED電源用のLUXDRIVEで、交流を直で入力でき、直流で定電流1000mAを出力する。 レンズも作った。 Φ36mmのサイズに収めるのが難しかったが、とりあえず干渉する部分を削って5つのレンズをくっつけてみた。 レンズは配光特性の異なるものを組み合わせた。 下2つが楕円形5゜×20°のワイドな配光パターン、中2つが円形で25°、上の1つが円形で15°。 全体としての配光特性は未知である。
ラジエターを作った。
当然、エンジン用ではなく水冷LED用のものである。 市販品のラジエターを用意していたが、サイズが大きくて取り付けに難があったので自作した。 ライト部分の製作で余ったΦ36mmのアルミ円柱を使った。 見た目はこんな感じでラジエターっぽくない。 手前の2つの穴が冷却水の出入口で、中で4つの穴につながっている。 出入口から覗き込むと、中でつながっているのが見える。 4つの穴をふさいだ後。 表面の凹凸は、多少の放熱効果を期待してつけてみた。 チューブとのコネクタをつけた一応の完成形。 大部分が金属の塊なので熱容量は大きそうだが、ある程度温度が上昇した後の放熱性能は低いと思われる。 とりあえず試してみて、ダメなら既製品を使う予定。 |
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